はじめに：HTMLタグって何？
Webサイトは、様々な情報で構成されていますよね。テキスト、画像、動画… これらをブラウザに正しく表示させるために必要なのが HTML（Hyper Text Markup Language） です。
HTMLは、タグと呼ばれる命令を使って記述します。タグは、ブラウザに「これは見出しですよ」「これは画像ですよ」と指示する役割を担います。
この記事では、Webサイト作成に必須な基本的なHTMLタグを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Webページの土台を作るタグ
まずは、Webページ全体の構造を作るための基本的なタグをご紹介します。
<html>タグ: HTML文書の始まりと終わりを示します。<head>タグ: ページのタイトルや文字コードなど、ブラウザには直接表示されない情報を記述します。<title>タグ: ページのタイトルを指定します。検索結果やブラウザのタブに表示されます。<body>タグ: ブラウザに表示されるコンテンツを記述します。
これらのタグは、HTML文書の骨組みとなる重要な要素です。
見出しで文章構造を明確に：<h1>〜<h6>タグ
文章に 見出し をつけることで、内容を整理し、読みやすくすることができます。HTMLでは、<h1> から <h6> までの6段階の見出しタグが用意されています。
<h1>: 最も重要な見出し<h2>:<h1>より一段階下の見出し<h3>:<h2>より一段階下の見出し<h4>:<h3>より一段階下の見出し<h5>:<h4>より一段階下の見出し<h6>: 最も重要度の低い見出し
見出しは、SEOにも影響を与えるため、適切なタグを使用することが重要です。
文章を表現するタグ
次に、文章を表現するためのタグを見ていきましょう。
<p>タグ: 段落を表します。文章を意味のある単位に分割する際に使用します。<br>タグ: 改行を表します。文中で強制的に改行したい場合に挿入します。<strong>タグ: 文字を太字にします。重要な単語やフレーズを強調したい時に使用します。<em>タグ: 文字を斜体にします。強調や補足説明などに使用します。
これらのタグを使い分けることで、表現豊かな文章を作成できます。
画像やリンクを埋め込むタグ
Webページに画像や他のページへのリンクを埋め込むことも可能です。
<img>タグ: 画像を表示します。画像のファイルパスを指定する必要があります。<a>タグ: リンクを作成します。リンク先のURLと、リンクとして表示するテキストを指定します。
<img>タグと<a>タグは、Webページに彩りを加え、ユーザーの利便性を向上させるために重要なタグです。
まとめ：HTMLタグを使いこなしてWebサイトを作成しよう！
今回は、Webページを作成するために必須な基本的なHTMLタグをご紹介しました。これらのタグを理解することで、Webサイトの基本的な構造を構築し、コンテンツを表現することができるようになります。
HTMLは、Webサイト作成の基礎となる重要な言語です。様々なタグを学び、使いこなせるようになれば、より魅力的なWebサイトを作成できるでしょう。ぜひ、HTMLタグをマスターして、Webサイト作成に挑戦してみてください！