はじめに
Webサイトのデザインにおいて、画像やテキストにぼかし効果を加えることで、奥行きや立体感を演出することができます。
CSSのfilter:blur
を使えば、誰でも簡単に要素をぼかすことが可能です。
今回は、filter:blur
の基本的な使い方から、応用例、そして注意点まで詳しく解説していきます。
あわせて読みたい
CSSフィルターで画像編集!表現力を広げるテクニックを紹介
1. filter:blurの基本
filter:blur
は、要素にぼかし効果をかけるプロパティです。
使い方はとてもシンプルで、ぼかしの強さを指定するだけです。
基本的な記述方法
.blur {
filter: blur(ぼかしの強さ);
}
ぼかしの強さは、ピクセル(px)やパーセント(%)で指定します。 値が大きいほど、ぼかしが強くなります。
ぼかしの強さを指定する単位
px
: 画面上のピクセル数でぼかしの強さを指定します。%
: 要素のサイズのパーセンテージでぼかしの強さを指定します。
使用例
.blur-example {
filter: blur(5px); /* 5ピクセルぼかす */
}
2. filter:blurで表現できる様々なぼかし効果
filter:blur
は、単に要素をぼかすだけでなく、他のCSSプロパティと組み合わせることで、より多彩な表現を可能にします。
2-1. 背景画像をぼかして奥行きを演出する
背景画像にfilter:blur
を適用することで、奥行きのある表現が可能になります。
テキストを画像の上に重ねる場合、背景画像にぼかし効果を加えることで、テキストが見やすくなります。
使用例
.background-blur {
background-image: url("sample.jpg"); /* 背景画像 */
filter: blur(10px); /* ぼかし効果 */
}
2-2. ホバーエフェクトに動きを加える
ホバー時にfilter:blur
の値を変化させることで、動きのあるエフェクトを作成できます。
例えば、画像にマウスオーバーした際にぼかしが弱くなることで、ユーザーの注意を惹きつけることができます。
使用例
.hover-blur img {
transition: filter 0.3s ease; /* ホバー時の変化を滑らかにする */
}
.hover-blur img:hover {
filter: blur(0px); /* マウスオーバー時にぼかしを解除 */
}
3. filter:blur使用時の注意点
filter:blur
は便利な反面、使用上の注意点もいくつかあります。
- パフォーマンスへの影響: ぼかし効果は、処理に負荷がかかるため、多用するとページの表示速度が遅くなる可能性があります。
- テキストの見え方: テキストにぼかしをかけると、可読性が低下する可能性があります。
- 効果範囲: ぼかし効果は、要素の中身だけでなく、境界線や余白も含めて適用されます。
4. まとめ
filter:blur
は、Webサイトに奥行きや動きを簡単に加えることができる便利なプロパティです。
基本的な使い方をマスターすれば、様々な表現に挑戦できます。
注意点を守りながら、効果的に活用して、魅力的なWebサイトを作成しましょう。
関連記事
-
CSSフィルターで画像編集!表現力を広げるテクニックを紹介CSSのfilterとは?写真編集ソフトのフィルターがサイトで使える! ウェブサイトを制作する上で、画像や要素のデザインは、ユーザーの視覚に直
-
CSSのhue-rotateで画像の色変換を自由自在に!使いこなし術を徹底解説はじめに:CSSのhue-rotateとは? Webサイトを制作する上で、画像の色調調整は欠かせない作業の一つと言えるでしょう。画像編集ソフト
-
【CSS】filter: invert; で表現の可能性を広げよう!反転表示の仕組みと活用事例をご紹介はじめに Webサイト制作において、視覚的な訴求力は欠かせません。画像やテキスト、レイアウトなど、様々な要素を組み合わせて、魅力的なページを作
-
CSSのフィルター効果で画像をセピア色に変えよう! sepiaの使い方を解説はじめに Webページを制作する上で、画像の視覚的な表現は重要です。 画像にひと手間加えることで、ユーザーの目を惹きつけたり、ページ全体の雰囲気
-
【CSS】彩度調整はfilter:saturateにお任せ!鮮やかにも地味にも自由自在!はじめに Webサイトのデザインにおいて、色使いは非常に重要です。色の使い方一つで、サイト全体の印象は大きく変わります。 画像やイラストの色合い